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iPadやiPhoneのタッチパネル操作解説 [操作]

コンピューターは昔は画面は黒画面で、そこにコマンドというプログラム言語を打ち込んで実行を押すことによりあらゆる動作を行っていました。ですからコンピューターを使えるということはそのような画面にキーボードで入力するプログラム言語(コマンド)を覚え理解しなければなりませんでした。その当時パソコンを扱うということは画面上の文字を扱うことを意味しました。


時代は変わりコンピューターの画面が黒画面からグラフィカルなデザインになりほとんどのパソコン上の動作をマウスで行うようになりました。これにより難しいプログラム言語を覚えなくてもマウスの操作さえ理解できればコンピューターを使用できるようになり、世界的にパソコンは普及することになりました。パソコンの画面上から難しい文字が少なくなり、画として扱えるようになったのです。


現在ではタッチパネルで操作できるコンピューターが普及し、iPadやiPhoneなどのタブレットやスマートフォンはほとんどの動作をこのタッチ操作で行うことができるようになっています。このような手軽さはタブレットやスマートフォンを含むコンピューター機器をさらに世界中に普及させることに大きく貢献する要素となっています。


このように、プログラム入力→マウス→タッチパネルとコンピューターの操作は文字から画へと分かりやすくなったとはいえ、コンピューターを動かす基本的な仕組みが変化しているわけではないということを理解しておくことはとても重要だと思います。


つまり昔はキーボードードを使いコマンドという文字を入力してファイルを開いたり閉じたりという操作を行っていましたが、現在ではそれにとって替わってマウスあるいはタッチ操作でそれらを行うようになりましたが、そのようなマウス、タッチ操作を人が行うときにその操作をコマンドとして捉え機器に伝え様々な動作を導き出しているのです。


例えばキーボードを使ったコマンド入力の場合、入力される文字は単純な単語から長文まで様々ですがその入力される文字の一つでも間違っているなら誤作動が生じたりエラーが出たりします。その際パソコンを扱う人に求められるのは正確なコマンドを入力し、確実に指示をパソコンに伝えるということです。


マウスやタッチパネルを使った操作の場合はどうでしょうか?グラフカルな画面になって敷居が低くなり、知識のない人たちも気軽にクリックやタッチを繰り返し行っているかもしれませんが、実際には使用している機器にパソコンの知識がない人たちは絶対に気軽に行えない複雑なコマンド(指示)が繰り返し伝えられていることを覚えておくことは良いことです。



時々マウスやタッチの操作をしても思うように動かないと相談される高齢者やパソコン初心者がいらっしゃいます。その多くはマウスやタッチ操作の際ご自分が望んでいる動作の指示を機器に伝えられていないことがほとんどです。例えば自分はダブルクリックをしていると思っていても実際にはシングルクリックとしてしか伝わっていない、あるいはアイコンをタップしているつもりが実際には画面をフリックしているとしか伝わっていないといった具合です。また、動作が遅い、画面が固まるといった原因の中にはマウスやタッチ操作を無意味に繰り返すことによって大量のコマンド(指示)を機器に伝えてしまいその処理に時間がかかっているのかもしれません。わたしたち人間だって誰かに矢継ぎ早に何かを行いなさい、これも行いなさい、あれも行いなさい。やっぱりやめなさい。やっぱりやりなさい。と命令されたら混乱しませんか?人間はそのような言葉の中で本当に行わなくてはいけない命令を見分けて無駄を省けますが、機械はそういう融通は利きません。もっと忠実で真面目なんですよ。


マウスやタッチパネルになって敷居が低くなり、コンピュータを気軽に扱えるようになったとはいえあなたのマウスで行う一つのクリック、またはタッチパネル操作で行う一つのタップであったとしてもその一つ一つには意味があるということを忘れないようにしましょう。1回のクリックで詐欺の被害者になることもあれば大金を手に入れることもあります。ワンタップで誰かを絶望へと陥れる中傷者になることもあれば誰かの命を救うことだってあるのですから。



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では前置きが長くなりましたがiPadやiPhoneでのタッチパネル操作です。


ほとんどの方は無意識に行えていると思いますが、新ためておさらいしておきましょう。





1、シングルタップ

機器の画面あるいはアイコンやボタンを1本または複数の指で1回軽く叩くようにタッチすることです。(叩くですから指はタッチ後画面から離れなくてはいけません。これ重要)アイコンをシングルタップするとアイコンを開くことができます。





2、ダブルタップ

機器の画面あるいはアイコンやボタンを1本または複数の指で2回軽く叩くようにタッチすることです。(やはり2回確実にタッチされ画面から離れなくてはいけません。)iPadやiPhoneでズーム機能を有効にしている場合は3本指で画面をダブルタップすると画面を拡大できます。また最近のiPhone6plusなどでは大画面のため指が上まだ届かないですが、1本指でホームボタンをダブルタップすると画面上のアイコンが下に下り片手でも親指で上のアイコンに届くようになります。またホームボタンをダブルクリック(ボタンをタップよりも深く確実に2回押す)と現在開いているアプリを表示したり、メールや通話の履歴を表示したりできます。





3、ピンチイン

2本指でタッチし摘まむ(指の間隔を狭める)ことにより表示している画像を縮小したり閉じたりできます。意識すべき点は爪ではなく指が2本確実に画面に触れている状態で行うことです。開いているアプリを5本指でピンチインするとアプリを終了することができます。





4、ピンチアウト

2本指でタッチし、指を広げることにより、表示している画像やページを拡大できます。やはり意識すべき点は爪ではなく指が2本確実に画面に触れている状態で行うことです。





5、フリック

画面上で指でタッチした状態で特定の方向に弾くように動かすことです。よくこの操作を使うのがiPhoneなどの日本語入力で片手の親指入力でひらがなを十字の方向に弾くように動かしながら入力するフリック入力です。





6、スワイプ

スワイプはフリックと同じように画面上で指でタッチした状態で特定の方向に動かすことですがフリックとの違いは指を弾くように動かすのではなく、スーと掃くように動かすところです。実際の操作ではフリックよりスワイプの方がよく使う操作なのではないでしょうか?例えばホーム画面で指を画面にタッチした状態で左にスーとスワイプすると画面が次のページに切り替わります。右にスワイプすると画面を最初に戻すことができます。またウェブページなどを閲覧中ページ画面を上にスワイプすると画面をスクロールすることができます。さらにホームボタンをダブルクリックして現在起動中のアプリを表示させ左右にスワイプすることでその全てを見ることができます。また起動しておく必要のないアプリは上にシューンとスワイプすることでそのアプリを完全に終了することができます。
また、スワイプには複数の指で行うジェスチャーもあります。例えば複数のアプリを起動した状態で特定のアプリを開き4本指で左にスワイプ(ドラッグ?)することによりアプリを切り替えることができます。





そのほかにもタッチパネルで行える操作はいろいろあります。例えばアイコンを長押し(ロングタップ)で編集状態にし、アイコンの左上の×をタップすることでアプリを削除したり、アイコンを長押し(ロングタップ)で編集状態にし、一つのアイコンを別のアイコンに長押しスワイプ(ドラッグ)で重ねることで2つのアイコンを一つのフォルダにまとめることができます。


このようにそれぞれの操作の意味を理解し、幾つかの操作を組み合わせることによりスマートフォンやタブレットのタッチパネル操作を自在に行うことができるでしょう。



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そしてそのような操作を行う際には前書きで述べた一つ一つの操作を慎重に、確実にまた意味あるものにするようにいたしましょう。





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iPadやiphoneのメモ帳が消える理由と復元する方法 [トラブル]

iPhoneやiPadに標準で付いている「メモ」はシンプルながらなかなか便利で特にAppleの他のデバイスと同期する際には大変便利で結構頻繁に利用なさっている方も多いのではないでしょうか?


私も実はそうで、有料のノートアプリやMicrosoft Wordも持っていますがこの標準のメモで済ませてしまうことが多いのです。


ただ、この標準メモ、機能が大変シンプルで文字の色を変えることや大きさを変えて入力することも出来ません。

もちろん別の場所からコピーしたものは色も文字の大きさもそのまま表示されるのですが。。。

一番困るのはこの標準のメモアプリ上にはアンドゥとリドゥがないことではないでしょうか?


ワープロソフトの多くにはエンターを押して確定した文章を一つ前に確定した文章まで戻すアンドゥと戻したものを戻す前にするリドゥーという機能があるものです。


しかしこのApple標準のメモアプリ自体にはこのアンドゥ・リドゥがありません。ですから入力した文章を修正するためには一々削除・バックスペースボタンを押して文章を消してから修正しなくてはならないのが不便といえば不便です。


実はiPadにはメモアプリ自体にはこのアンドゥ・リドゥはありませんが、iPadのソフトウェアキーボードにこのアンドゥ・リドゥの機能があります。iPadのソフトウェアキーボードを表示させ、数字を表示させる「.?123」を押すと「取り消す」が出現しますが、これがアンドゥです。また、「#+=」を押すと「やり直す」が出現しますが、これがリドゥというわけです。iPhoneのソフトウェアキーボードでは縦画面ではこの機能はないようですが、iPhone6pulsなどでは横画面にするとソフトウェアキーボード上に「?」がありこれがアンドゥとなります。リドゥは無いようです。


もちろんソフトウェア上には無いアンドゥ・リドゥですが、ソフトウェアキーボードを使わなくても行う仕組みがiPadやiPhoneには以前からあります。それはiOS機器に備わっているモーションセンサーを利用して端末をシェイク(左右に振る)ことでこのアンドゥ・リドゥを呼び出すことができます。入力して修正が必要になった時に端末をシェイクすると「取り消し」(アンドゥ)もう一度シェイクすると「やり直し」(リドゥ)となります。


ただ、iPhoneなどで片手入力している時にはこのシェイクはまだ比較的自然にできるかもししれませんが、iPadで会議中に据え置きで記録を取っている時などにはなかなかこのシェイクというジェスチャーは利用し辛いように思います。iPhoneで片手入力していても人目が気になって利用し辛い方もいるかもしれません。またこのモーションセンサーはなかなかうまく作動しないこともあり、一つ前の入力状態に戻せなかったりしてなかなか利用しずらいという方もいるようで、その存在そのものもご存知無い方も多いように思います。


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しかも私の周りの高齢者の方やパソコン初心者の方の中にはこの標準メモアプリで途中まで入力した文章が突然全て消えてしまうと言う現象に悩まされている人もいらっしゃるようです。その多くは入力時に機器を無意識に揺ら(シェイク)してしまいこの取り消しを押してしまっていることによって起こっていることも多いように思います。


もしメモのすべてのページが突然消えてしまったというなら原因は別にあると思います。そのような場合に定期的にiTunesやicloudに端末のバックアップを取っているならそこから復元するならバックアップを取った時点までのデーターは復元することができます。


もし、消えてしまったのが今一生懸命入力していたページのみという場合であるならその原因は無意識にシェイクか、ソフトウェアキーボードの「取り消し」を行ってしまったことによって生じている可能性が高いです。そのような場合はショックを受けて慌てて再入力するのではなく、もう一度シェイクするか、ソフトウェアキーボード上の「やり直し」を押しましょう。そうすることによって大量に入力し、完成しかかっていたにもかかわらず消えてしまった文章を簡単に復元することができるかもしれません。


このような入力し続けてきた大量の文章を全て消してしまわないようにするためには「新規メモ」を作成したままずっと文章を入力し続けるのではなく、一定の間隔で、iPadでは左上の「<メモ」あるいはiPhoneでは右上の「完了」を押してそのページを保存するようにしましょう。windwsでは新規作成した文書は必ず名前をつけて保存します。iPadやiPhoneの標準メモの良いところはそのようなことをしなくても入力した文章が自動的に保存されるところです。ただ、新規メモは一旦iPadでは左上の「<メモ」あるいはiPhoneでは右上の「完了」を押してそのページを閉じないと保存されません。ですから会議などで新規メモから大量に文章を入力する場合は時々そのページを閉じて保存するようにしましょう。


そして保存するのを忘れて入力中の文章をすべて消してしまったなら慌てて初めから再入力するのではなく、「やり直し」(リドゥ)で文章を復元しましょう。


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